新型トヨタ アイゴ クロス(TOYOTA Aygo X)がフルハイブリッド搭載でさらに進化!ミニマム アーバン クロスオーバーのスペック・価格・並行輸入情報

ヨーロッパの街並みに映えるコンパクトなボディと、SUVらしい力強いスタイルを融合させた「アイゴ クロス(Aygo X)」が、待望のフルハイブリッドモデルとしてアップデートされ、2026年からデリバリーされます。GRスポーツも設定、トヨタの欧州市場における最小のクロスオーバーでありながら、最新のハイブリッド技術と先進安全装備を凝縮した一台。その魅力を詳しく紹介します。
SUVらしい力強さと遊び心のあるデザイン
「アーバン・チック」なデザインはさらに洗練されました。
- 新意匠のフロントマスク: 新設計のボンネット、LEDヘッドランプ、フロントグリルにより、より低重心で力強いスタンスを強調。
- 取り回しの良さ: TNGA(GA-B)プラットフォームを採用し、最小回転半径はわずか4.7m。狭い都市部でもストレスなく運転できます。
- スパイスカラーのコンセプト: シナモン、ジャスミン、タラゴン、ラベンダーといった「スパイス」をイメージしたバイカラーのボディカラーが設定され、個性を際立たせています。
- キャンバスルーフ:Excelグレードでは、キャンバスルーフとJBLプレミアムサウンドシステム+5スピーカーをパックオプション設定。


待望のフルハイブリッド搭載で燃費と走りを両立
新型アイゴ クロスの最大のトピックは、従来の1.0Lガソリンエンジンに代わり、ヤリス等で定評のある1.5L フルハイブリッドシステムが採用されたことです。
- クラストップレベルの環境性能: CO2排出量はわずか86g/km(WLTP暫定値)と、プラグインハイブリッド車を除けば市場で最も低い水準を実現。
- 余裕のパワー: システム最高出力は116DIN hpへと大幅に向上し、0-100km/h加速は10秒を切る俊敏さを手に入れました。
- 都市部での静粛性: ハイブリッド化に伴い、ダッシュボードの遮音材やボンネットのインシュレーターを追加。さらに上位グレードでは厚みのあるウィンドウガラスを採用し、クラスを超えた静粛性を実現しています。
生産はTMMCZ(Toyota Motor Manufacturing Czech Republic)
かつて、TPCA(Toyota Peugeot Citroën Automobile)としてPSAグループ(現ステランティス)との合弁事業で運営され、アイゴ・108・C1を生産していた工場は、2021年にトヨタが完全子会社化し、TMMCZとして、トヨタの欧州における重要生産拠点になっています。現在はアイゴとヤリスを生産、今後は小型BEV(電気自動車)生産拠点にもなるそうです。


先進のテクノロジーと快適なインテリア
コンパクトなサイズながら、車内には最新のデジタルガジェットが惜しみなく投入されています。全ての機能が日本国内で使用可能、とは断言出来ませんが、「日本で展開されている最新のトヨタ車と同じ感覚で使えるポテンシャルを持っている」と言えます。
- デジタルコックピット: 7インチのデジタルコンビメーターと、最大9インチのタッチスクリーンが採用された、最新のマルチメディアシステムを搭載。上位グレードではスマホとワイヤレス接続でナビ(Googleマップ等)が使用できます。
- 快適装備: 電動パーキングブレーキ、ワイヤレススマートフォンチャージャー、デジタルキー、nanoeX™空気清浄技術など、上級モデル並みの装備が選択可能です。
- 安全性能: 最新の「Toyota Safety Sense」を標準装備。プリクラッシュセーフティに加え、プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)なども搭載し、OTA(オンライン)アップデートにも対応しています。


アイゴ クロス ギャラリー






走りの本能を刺激する「GR SPORT」

ハイブリッドの搭載もトピックですが、今回、アイゴ クロスに初めて「GR SPORT」モデルがラインナップされました。GAZOO Racingのスピリッツを注入したこのモデルは、単なる外観の変更に留まりません。
- 専用チューニングの足回り: ショックアブソーバーとコイルバネに専用のチューニングを施し、ロールを抑制。よりダイレクトなハンドリングを実現しました。
- 専用エクステリア: フロントグリルにはGR専用の「Gパターン」メッシュを採用。足元には専用デザインの18インチアルミホイールを装着しています。
- スポーティな内装: インテリアにはGRロゴの刺繍、ブラックとグレーを基調としたスポーティなアクセントが加えられ、ドライバーの気分を高めます。
アイゴ クロス GRスポーツ ギャラリー








新型アイゴ クロスのスペック・主要諸元
英国仕様(2026年モデル)をベースとした主なスペックは以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
| 全長 / 全幅 / 全高 | 3,700mm / 1,740mm / 1,525mm(参考値) |
| ホイールベース | 2,430mm |
| パワートレイン | 1.5L フルハイブリッド |
| 最高出力 | 116 DIN hp (システム総合) |
| 0-100km/h加速 | 10秒以下 |
| タイヤ・ホイール | 175/60R18 5.0J/175/65R17 5.0J |
| CO2排出量 | 86 - 89 g/km |
| 燃費 (WLTP) | 約 3.8 - 3.9 L/100km (約25.6 - 26.3 km/L) |
| 現地価格(英国) | £21,595 〜 |
参考リンク
Toyota Europe 公式PV(約30秒)
価格情報
トヨタ アイゴ クロス Excel:乗り出し価格¥8,336,741
※UK仕様右ハンドル £26,045、1£=210円時参考価格
トヨタ アイゴ クロス GRスポーツ:乗り出し価格¥8,531,678
※UK仕様右ハンドル £26,895、1£=210円時参考価格
◎日本国内乗り出し価格(弊社輸入車両の場合はヨーロッパ・北米のディーラーよりの回送費用、神戸港までの輸送費用、積降のデバン費用、国内での通関費用、車検に纏わる整備費用、登録諸費用等を含めた大阪店頭渡しの価格です。国内各地への配送は別途承ります。)
◎ワイエムワークスで販売する中古車には、車検整備相当の24か月点検整備、エンジンオイルをはじめとする全油脂類、フルード、クーラントの交換をお付けしています。
◎その他の消耗品(ブレーキパッド、バッテリー、タイヤ等)の交換は有償でお受けしています。ご希望の作業がある方はお申し出ください。
日本導入は期待薄、並行輸入で楽しむクルマ
新型アイゴ クロスは、ヨーロッパの狭い路地を駆け抜けるために鍛え上げられた、まさに「日本の都市部でも理想的な1台」と言えるパッケージングです。その高いデザイン性と最新ハイブリッドによる経済性は、日本のユーザーからも熱い視線を集めること間違いありません。
歴代モデル同様に現時点では欧州専売モデルとなっていますが、並行輸入なら、このミニマムクロスオーバーを日本で楽しむことができます。非常に残念なのは、車両価格そのものの高額化に加え、円安等による船便の減少や輸送コストの増大、国内登録時における検査・試験の増加で、コンパクトカー本来の価格ではご提供ができないことです。

