より身近になったリアルボディWRCキットカーレプリカ、「ブルーマジック プジョー106マキシ」
BLUE MAGIC PEUGEOT 106MAXI 概要
プジョーが1997年からWRC F2クラスに投入したキットカー、106MAXIの外観を再現したレプリカで、ブルーマジックグループとして306MAXIに続くワイドボディキット車両です。外装はWRCで活躍する106MAXIキットカー同様にプジョースポール(PEUGEOT SPORT)製純正パーツを組み込み、106S16車両本体価格+158万円(税別)という、より身近なプライスで1997年後半に市販化しました。
主な構成部品は前後バンパー、前後左右のフェンダーになりますが、競技車用部品ということもあり、一般的な使用を前提とした強度や耐久性を与えるためにインナーフェンダー等を追加製作しています。1号車は各種オプションを装着し、WRCワークスカラーのスペシャル仕様となっていました。キットの供給元であるYMワークスでも30台程を製作、グループ全体での車両製作やキット販売で50台程がユーザーの元に送り出されています。
当時、YMワークスをはじめグループ各店では各店仕様のデモカーを製作したり、お客様自身が独自のカラーリング仕様を製作するなどして多様な個体が存在しました。ティーポ(Tipo)誌とのコラボで外装をはじめエンジンにまでかなり手を入れた個体も製作しています。ベースモデルのプジョー106S16の車齢が進む現在では残存個体は少なくなっています。
※掲載情報は1997年10月発表当時のものになります。販売終了品や価格改定があるものが含まれています。