エランはシンプルですが、極めて剛性の高いXフレーム・バックボーン・シャーシと、有名なチャップマン ストラットを備えた全周独立ウィッシュボーンサスペンション、フィブグラス・ボディに依存しています。
オリジナルのエランは1962年に登場し、最初は22台という生産台数でした。1964年にエランS2に置き換えられました。36型と45型の両方が最初はS3形式で提供され、1968年にはS4形式で、最終的には1970年にスプリントとして提供され、1973年にはスプリントの生産が終了しました。
スプリントバージョンは1558ccのフォード ロータス ツインカム4のビックバルブバージョンとして知られるものを搭載していました。これによって米国外では126馬力、デスモッグ仕様では113馬力になりました。米国仕様の車両の多くがパワー不足だったころにエランは十分な動力性能を発揮しました。
スプリントエンジンは標準のエランより2%出力が向上しています。ビッグバルブエンジンにはその旨が明確されています。エンジンとしてしてはかなりタフですが、少しオイルを燃やすので青い排気煙が出る場合があります。
エランはサスペンション、ステアリング、ブレーキに最新の技術を駆使しました。全体のデザインはシンプルなもので、メンテナンスも容易にできました。ロータスの多くの車種に共通することですが、これらはエランの最も高く評価された特徴ではないでしょうか。
ひとたび走り出すと、エンジン音とともに力強い走りを見せてくれます。ギアチェンジもスムーズで、エンジンのピークパワーを維持することができます。軽快な操縦性でありながら、カーブでは驚くほど優れた性能を発揮します、グリップレベルは高くステアリングはドライバーにどのような状態にあるか明確に伝えてくれます。
スペック
エンジン | 1,558cc |
出力 | 128ps/6,500rpm |
トルク | 153Nm/6,500rpm |
最高速度 | 195km/h |
加速 | 0-100km/h 6.2秒 |
ドライブトレイン | 後輪駆動 |
ホイールベース | 2,134mm |
全長/全幅/全高 | 3,690mm/1,420mm/1,156mm |
車両重量 | 687kg |
特選輸入車
1973 Lotus Elan Sprint
年式:1973年
走行距離:116,800km
価格:8,851,425から
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