西浦モータースポーツパーク(NMSP)でのプジョー206RCテストレポート
4/4(土)、NMSPで206RCのテストを行ってきました。
お集まりいただいた十数名のお客様も多数がフリー走行に参加されたようで、スポーツ走行を楽しんでいただけたのではないかと思います。
天候は午前中が晴れ時々曇り、午後はあいにくの雨、となってしまいましたが、見方によっては一日でドライ、ウェットのコンディションを体験できたのは良かったかもしれません。
さて、肝心のテストのほうですが、
午前中、9時からのセッションではまず、DUNLOP 03G HARDでのアタックです。ドライバーは島田選手が担当。コースコンディション、トラフィックを確認しつつ、ペースアップして、まずは1:02.820。
走行前の調整とミーティング? ピットレーン
ピットインしてエア、をはじめ各部のチェックの後、トラフィックを確認して再アタック。1:01.836を記録しました。その後はコンスタントに1:02前半をマークするものの、思うようなクリアラップがとれず、このセッション後半にようやくタイムを更新。タイムは1:01.826。
11時からのセッションでは中村のドライブでADVAN 050 SOFTをテスト。このセッションからは当日受付の走行が可能になり、出走台数が増加。1:03台は比較的コンスタントに出せるものの、さらなるアップは望めず、1:03.004止まりとなりました。
メインストレートから1コーナーへ進入
食事の後の2時からのセッションでは、小雨がパラつくウェットコンディションの中、中村のドライブでADVAN 050 SOFTをテスト。コース上はさらに混雑。ほとんどのクルマが1:15から1:20で走行する中、1:05-1:06台を連発。1:05.288をマークしました。
セッション中盤からは島田選手に交代。中村同様に1:05-1:06台を連発。最終ラップに1:04.961をマークしました。
準備をする中村 メインストレートを駆け抜ける206RC
1:00が目標の今回のテスト。この日のベストラップは午前中にマークした1:01.826がベストラップになりました。正直、もう少し詰めれるかと思っていましたが、トラフィック等を考えるとまずまずで、ウェット時に3秒落ちでコンスタントに走行できることを確認できたことも大きな収穫であったと思います。
今後はここNMSPでもう一度、あとは鈴鹿本コース、岡山TIで調整を重ねたいと思います。
攻略方法を相談する中村と島田選手 ピットレーンを出る206RC
●ドライバー島田選手のコメント
トラフィックの厳しい中で、キャンバー等のフロントセッティングでコンマ5秒アップは、まずまず。また、03Gのオイシイところは4-5周といったところなので、その中で上手くクリアラップできなかったのが残念。でも、戦闘力は着実に上がってきていると思います。(今後の改善点と要望はいくつか出しておきます)
●チーフメカ中村のコメント
やはり、クリアラップが取りづらかったのは厳しかった。前回のように平日なら、あとコンマ5秒くらいはいけたかも。テスト走行も十分とは言えない中で交換したミッションでトラブルなく走れたことは○。加えて、予想以上のウェットでも、非常に乗りやすく、安定したタイムが出せたことは収穫。セッティングの方向性は間違っていなかったと思います。今日のデータを参考に、もっと煮詰めて次回に臨みます。
※掲載情報は2009年当時のものです。