※掲載情報は発表当時のものになります。現在では販売終了品や価格改定があるものが含まれています。
先月下旬のある日のYM WORKS工場前です。FOCUS RSの1号車の初回点検とガス検前の点検を行う2号車。
PEUGEOTをはじめ他のメーカーの車両もそうですが、メンテナンスと修理にあたっては「テスター」の存在は不可欠です。車両状態の把握、不具合箇所・原因の特定、メモリのリセット等、テスターがなければ何も手が出せません。
PEUGEOTの「DIAG2000 / PPS」に続き、FORD用も用意しました。
これがそのフォード用テスター、「VCM / IDS」。
今ではテスターの多くが専用端末ではなく、Windowsベースのソフトが主流になっていて、普通のPCにインストールし、USBを通して車両側コネクタに接続して使います。
最近の車両は搭載しているECUの高度化やテスター側のPCの性能向上などもあり、処理速度も大幅にアップしました。
テスターでやることはどのメーカーのクルマでも似たようなものなのですが、インターフェイスは各メーカー毎にそこそこ違いがあり、完全に使いこなすにはもう少し場数を踏む必要がありそうです。インポーターのサポートもありませんし(笑)。
で、検体を購入することにしました。荷物運びの社用車、代車も兼ねて、チョイ古の「FOCUS WAGON 2.0」です。今更、なのですが、そこそこの年数と走行距離をこなしているほうが、メンテのポイントを学びやすい、ということもあり、今回の結論に至りました。小椋的にはエクステリアがイマイチだと感じているので、多少のモディファイはしようと思ってます。
徐々に増えつつあるFORD車のお客様のご期待にお応えできるよう、今後も取り組んでいきます。やはり、一台でも多く経験を積むことが技術水準を上げる近道だと思いますので、メンテ等でお困りの方はぜひ、ご利用ください。