2019年式いすゞ D-MAX(D-マックス)XTRをご紹介します。
いすゞは日本においてトラックやバスを専門的にしている商用車専門のメーカーですが、海外ではピックアップトラックなど乗用モデルも販売しています。D-MAXはミドルサイズクラスのピックアップトラックで、日本には未導入となっている大変珍しいモデルです。
D-MAXは貨物の輸送用に活躍する車種ですが、ファミリー用の乗用車やアクティブなレジャーにも使用でき、XTRはそのハイスペックバージョンです。
概要
今回ご紹介するD-MAXは、ブラックのボディカラーが印象的な、ハイスペックバージョンのXTRとなり、XTRのロゴ付きのワイドスパンの17インチアロイホイールとピレリのスコーピオンオールテレインタイヤが装備されます。
アロイホイールとともに装備されるピレリのスコーピオンオールテレインタイヤは、このD-MAX XTRが初めて採用しました。オフロード路面で優れた性能を発揮し、岩、雪、泥、砂利といった条件であっても、快適な走行が得られます。
D-MAXはタフで信頼性が高いことで知られていますが、XTRはさらにそのレベルが引き上げられています。ブレーキシステムがXTR専用に設計であるほか、足回りはペダース社のサスペンションキットになっています。最低地上高250mmにリフトアップされたサスペンションは、オンロードでも過酷な状況下でも楽しめるようにカスタムアッパーコントロールアームを備えています。
フロントバンパーガード、ボンネットプロテクター、ヘッドランプフレームは、プレミアム感を演出するボディ同色になり、さらにISUZUバッジとホイールアーチエクステンション、そしてブレーキキャリパー、ダンパーなどが鮮やかな蛍光グリーンになり特別感が増しています。
室内に移ると、専用シートにはグリーンのステッチとXTRのロゴが映え、9インチのカラータッチスクリーンとともにオーナーの特別感を刺激します。
こんなカッコいい本格オフローダーでSUVライフを楽しんだら最高ですよ。
車両情報
タイトルにある本車両の詳細な車両情報です。
いすゞ D-MAX XTR
車検令和5年9月まで年式:2019
走行距離:24,619マイル(39,390km)
燃料等:ディーゼル/6MT/右ハンドル
排気量:1.89L
出力:120kw/3,600rpm
トルク:361Nm/2,000rpm
全長/全幅/全高:5,420mmm/1,950mm/1,890mm
最大積載量:650kg
車両重量:2,080kg
主要装備
ETC バックカメラ ルーフレール サイドステップ アップルカープレイ クルーズコントロール ヒルディセントコントロール USB入力端子
乗り出し価格税込5,290,000円
※ご自宅までの納車費用は別途必要です。
※納車までの納期はご相談ください。
※走行キロは若干の差異は発生します。
※現車確認可能です。詳しくはお問合せ下さい。
※売却済みの場合は申し訳ございません。
いすゞD-MAXとは?
D-MAXはタイで生産され世界およそ100か国に輸出されていますが、日本へは導入されていません。ここではそんないすゞのピックアップトラックD-MAXから、ご紹介した車両D-MAX XTRのベースとなった2代目モデルを改めて解説します。
D-MAXはヘビーデューティーなだけのピックアップトラックではなく、スタイリッシュなボディ、乗用車感覚で乗れる洗練されたインテリア、そして高性能ディーゼルエンジンが特徴の全天候型ビークルといえるでしょう。
D-MAXの初代モデルは2002年にしました。エンジンは、2.5Lと3.0L直列4気筒直噴コモンレールディーゼルが設定され、2006年には3.0Lターボが追加設定されています。この耐久性の高さやディーゼルエンジンならではの燃費の良さで好評価を得たことでタイでは2005年のカーオブザイヤーなど数々の賞を受賞しています。
2代目モデルは2011年にタイで、2012年にはイギリスで販売開始されました。エンジンは2.5L、3.0L、そして2015年のビッグマイナーチェンジで1.9Lターボとなっています。
スタイリッシュなエクステリア
タフさや無骨さのあるピックアップトラックであるながらも、シャープでスタイリッシュなデザインなのがD-MAXの特徴です。
そして、D-MAXのボディタイプは、1列シート2ドアのシングルキャブ、2列シート2ドアのエクステンドキャブ、2列4ドアのダブルキャブの3つのがボディタイプラインナップされています。
タイプ別ボディサイズ
ボディタイプ | 全長 | 全幅 | 全高 |
シングルキャブ | 5,315mm | 1,860mm | 1,780mm |
エクステンドキャブ | 5,295mm | 1,860mm | 1,780mm |
ダブルキャブ | 5,295mm | 1,860mm | 1,795mm |
まるで乗用車のような洗練されたインテリア
インテリアは乗用車のような洗練されたデザインになっており、インパネ上部には大画面の9インチサイズのカラータッチスクリーンが採用されています。
また、快適で高級感のある室内空間はピックアップトラックであることを忘れさせます。そして最も室内の広いダブルキャブは後席は乗用モデルとしても十分なスペースが確保されています。
マイナーチェンジで一新されたパワートレイン
マイナーチェンジされた2017年モデルで、D-MAXのパワートレインはエンジン、トランスミッション共に新開発のものに一新されました。エンジンは164馬力の直列4気筒 1.9L 直噴ターボクリーンディーゼルで、6速MTと6速ATと組み合わされます。
1.9L 直噴ターボクリーンディーゼルエンジンは、マイナーチェンジ前の2.5Lエンジンと比べて、ダウンサイジングされながらも、パワー、トルク共にアップし、燃費も向上しています。
タフで安定感のある足回り
サスペンションはフロント=ダブルウイッシュボーン、リア=リーフスプリングで、ヘビーデューティな用途でも応えられる屈強なものでありながら、オンロードでのしなやかさも両立しています。
もちろん悪路走破性は高いものがあり、アプローチアングルは30度、デパーチャーアングルは22度を確保しています。さらに、牽引能力は3.5tと2代目D-MAXのフルモデルチェンジ当時では最高レベルでした。
ヘビーデューティな一台 それがいすゞD-MAX
かつていすゞが販売していたのビックホーンや、ビークロス、そしてミューといったSUVを覚えておられる方や、今もお乗りになっている方は、いすゞテイスト満載のD-MAXの魅力を十分に感じられるのではないでしょうか。
日本市場においてはピックアップトラックはニッチなジャンルになっていますが、本格的SUVを求めるユーザーはいるはずです。そんなヘビーデューティなSUVを探しているユーザーに、D-MAXは満足していただける車種だと思います。
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