PAGANI HUAYRA モデル概要

　パガーニウアイラは100台のみ生産されたパガーニ・ゾンダの後継機として発表されました。4000を超えるコンポーネント（エンジンとギアボックスは除く）で作られた美しいボディとエンジニアリングを組み合わせた最高の車になります。

　100台生産された中で右ハンドルは19台のみで、そのうち4台は英国にて販売され、残りの大部分はアジアと北米にて販売されました。エクストラのオプションは多層ペイント、光沢仕上げの露出カーボンファイバー、チタン仕上げの外装アルミニウムセット、マレビックプレミアムレザーインテリア、ロッソステッチ、チタン仕上げの内装アルミニウムセット、特大シートサイズ、6ピースラゲッジセットなどがあります。

パガーニ ウアイラ ロードスター
ツインターボチャージャー付M158 V12エンジンが使用されています。最大出力が764PS(562kw;754hp)、最大トルクが1000Nm(738lbf⋅ft)になります。車にはカーボンシンクロナイザーを備えた油圧及び電子作動システムが使用されています。

パガーニ ウアイラ BC
20台限定で生産されました。標準のウアイラの6.0LツインターボV12エンジンの改良版で出力764PS(562kw;754hp)、トルクが1000Nm(738lbf⋅ft)になります。カーボントライアックスと呼ばれる新素材により乾燥重量132kg減少し1218kgになりました。

パガーニ ウアイラ BCロードスター
40台限定で生産されました。BCと同じ空力部品を共有しますが定格802PS(590kw;791hp)及び1050Nm(774,5lb⋅ft)のトルクを備えた新しい6.0LツインターボV12エンジンを搭載しています。

パガーニ ウアイラR
30台限定で生産されました。ウアイラのツインターボエンジンをベースにした6.0Lの自然吸気V12エンジンであるPaganiV12-Rを使用し、出力850PS(625kw;838hp)を生成し750Nm(553lbf⋅ft)のトルクを生成します。軽量化により乾燥重量1050kgまで軽量しています。

ウアイラ｜エンジン/性能

　ウアイラにはMercedes AMGがウアイラ専用に開発した6.0LツインターボV12エンジンが使用されています。出力は740PS(544kw;730)トルクは1000Nm(738lbf⋅ft)になります。0-100km/hを3.2秒で加速し、最高速度は383km/hになります。7速シーケンシャルギアボックスを使用しています。

　このトランスミッションはデュアルクラッタイプに比べて35%ほど軽くなります。ウアイラにはドライサンプ潤滑が使用されており、くるまが極端な横加速した場合でもオイルの流れを円滑にし、エンジンをより効率的に動作させるオイルサージを防ぐなど重要な利点があります。

　エンジンはターボラグを減らし、応答を改善するためにパガーニの要求に応じて設計されており、より小さいいターボチャージャ、異なるインタークーラー構成、及び再プログラムされたECU設定で実現されています。ハイドロフォームジョイントシステムは背圧を低減しフリーフロー排気を確保するために開発されました。チタンは排気システムの重量を軽減し、インコネルサイレンサーは高温で排気の最も露出した部分の信頼性を向上させます。

ウアイラ｜インテリア

　ウアイラのハンドル裏に電気式のパドルスイッチが付いておりそれを使用しシフト操作をします。たまに使用するかもしれないためということでシフトレバーが専用品として装備されています。使用されているボルトは全てチタン製になっています。スイッチとボタンのバックライトは好きな色に設定することができます。

　通常機能には自動空調システムとタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイが含まれており、サウンドシステムのスピーカーはキャビン全体に配置されて素晴らしい音を提供します。座席は上質なレザーで出来ており、座った際にはシートが全身を応用にどっしりとした質感の中にも柔らかい感触を味わうことができます。

　ウアイラにはトランクはなく代わりにリアクラムシェルエンジンかばーを上げると、パガーニのオプションであるカスタムラゲッジを入れることができる収納ボックスにアクセスすることができます。キャビンには、ドアを開けたときに貴重品などが落ちるのを防ぐために閉じることのできるドアのカーボンケースを含む、多数の隠されたカブと収納ビンがあります。

　Pagani Huayraのインフォテインメントシステムは、中央タッチスクリーンディスプレイを備えており、携帯からのオーディオストリーミング用Bluetooth接続などが含まれています。

スペック

価格

車両写真