Ford Maverick(フォード マーベリック)
モデル概要
2019年、米国とカナダ市場ではベストセラーのF-150に、ミドルサイズのフォード レンジャーが加わりました。そして今回第3の小型ピックアップとしてSUVのエスケープやブロンコスポーツと同じプラットフォームから作られたユニボディトラック、新型マーベリックを発表しました。
ブロンコスポーツなどのようにフロントが独立したマクファーソンストラット式ではなく、ツイストビーム式のリアサスペンションを採用しています。スフとなスプリングのブロンコスポーツよりもシャープで、方向転換への意欲が感じられ、全体的にボディのロールが少なくなっています。
2022フォードマーベリックは3値のトリムで利用可能で、XL、XLT、ラリアットがあります。XLトリムでは自動ヘッドライト、ブラックメッシュグリル、ハロゲンベッドライトなどの外装装備が標準で装備されています。また、Flexbedシステムには、12Vコンセント、アジャスタブルテールゲートなどが装備されています。
乗り心地はライバル車両のヒュンダイ サンタクルーズよりもトラックの雰囲気を取り入れています。でこぼこした道などの悪路では決して消えないようなぎこちない乗り心地になります。シートにはしっかりとしたパッドが入っており、サポート力があり、長時間の移動の際でもあまり疲れません。
性能/機能
3つのトリムすべてに電気モーターと組み合わせた2.5Lの4気筒エンジンが搭載されています。ハイブリッドパワートレインは191馬力と155lb-ftのトルクを生成し、加えて前輪を駆動するために電子無段変速機を使用しています。2.5Lは郊外の高速走行でも静かです。
もう1つのパワートレインには最高出力250ps、最大トルク277lb-ftの2.0L直列4気筒ターボエコブーストで、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされています。駆動方式は前輪駆動と全輪駆動があります。エコブーストは最大4000ポンドまで牽引することができ、ハイブリッドでは最大2000ポンドになります。
FX4パッケージを装着した場合、単筒式サスペンションは、より一貫した粘性と、より多くの活動下で保持するための乗り心地のために、より熱を放散するそうです。FX4のマッド/ラットおよびサンドモードは信頼性を高めるのに役立ち、ヒルディセントコントロールは急勾配の下降をはるかに少なくします。
安全装備は前方衝突警告と自動緊急ブレーキ、ポストコリジョンブレーキ、ポストクラッシュアラートシステム、オートハイビームが標準で装備されています。また、ブラインドスポットおよびリアクロストラフィック警告、レーンキープアシスト付きレーンディパーチャー警告などが用意されています。
インテリア
ダッシュボードのデザインは新鮮で個性的になっており、インフォテインメントも最新のものが採用され、老巧化したレンジャーのキャビンとは明らかに対照的です。ドアライナーをくりぬいてタブレットを収納でできるようにしたり、ドアの引手を短くし、大きめの水筒を収納できるようにしたりと、巧妙な工夫がなされています。
標準技術としては、8インチのインダッシュ式タッチスクリーン、Android AutoとApple CarPlayを搭載した4.2インチのメータークラスター6スピーカー付きAM/FMステレオ、ハンズフリー通話と音楽ストリーミング用のBluetooth、2つのフロントUSBポートなどを搭載しています。
マーベリックのキャビンはかなり広くなっています。フロントは頭、足、方のスペースが広くなっています。箱型のフォルムがスペース確保に大きな役割を果たしており、後部座席も頭上、方のスペースがしっかりと確保されています。レッグルームはそれほど広いといえませんが身長が180cmある人でもゆったりと座れるでしょう。