Ford Mondeo(フォード モンデオ)
※価格・車両ページは2ページ目からになります。こちらをクリックして2ページ目に移動できます。
モデル概要
1992年にシエラに代わってモンデオが発売された時から、フォードはグローバルな視点で考えており、ヨーロッパ向けに設計、デザインされ、アメリカでもコンターとして販売されました。モンデオという名前はラテン語で「世界」を意味する「mundus」から由来しています。
フォードは以前よりも豪華にし、快適さとインテリアの質に重点を置き、レンジトッピングモデルのヴィニャーレを設定することで、状況を好転させようとしていました。その結果非常に静かで長距離のおともには最適です。ハッチバックとエステートがあり、どちらも乗員や荷物のためのスペースが広く、家族連れ等にはとても実用的です。
旧型はこのクラスで最もシャープなステアでしたが、新型は柔らかく集中力がないようにも感じられます。ステアリングはかなり軽くなっており、スピードを出してコーナリングしているときのボディの傾きも大きくなっています。スポーツサスペンション搭載のST-Lineではも少し落ちつたハンドリングになります。
流麗なフロントは最新のフォーカスやフィエスタとにており、リアエンドはクリーンでスマートな外観になっています。アーチ状のルーフラインにより、より空力的な形状に見えますが、実際にそうなっています。新しいプロファイル、アクティブグリルシャッター、アンダーボディパネルによって、空気抵抗を10%低減することができました。
性能/機能
2020年に、1.5Lと2.0LのEcoBoostガソリンエンジンの両方が廃止され、唯一のガソリンオプションとして184bhp 2.0Lハイブリッドパワートレインが残されました。性能は十分な性能を持っています。低速ではハイブリッドパワーがうまく機能し、1.4kwhのバッテリーパックが市街地走行で小量な電気走行を提供します。
CVTオートマチック搭載のモンデオハイブリッドは別として、6速マニュアルと同じギア数のオートマチックトランスミッションを選択することができます。オートマチックは直進性や燃費があまりよくありません。マニュアルはシフトチェンジの動作が滑らかで、パワーシフトのツインクラッチオートマチックは両方の長所を備えています。
2.0Lディーゼルエンジンは低回転域でのわずかな唸り声もスピードに乗ればすぐに穏やかなハミングに変わり、高速道路での社内の静粛性はとても優れています。ステアリングやペダルから不快な振動を感じることはなく、風切り音も静かです。タイヤから発生する音は多少ありますが、それでもかなり抑えられています。
モンデオには低速域での衝突を防ぐ自律型緊急ブレーキや高速域での衝突やその衝撃を弱める、衝突軽減機能付きアダプティブクルーズコントロールなど、非常に多くの機能が搭載されています。また、レーンキーピングアシストが搭載されていますが、白癬越えのドリフトにはほとんど反応しません。
インテリア
インテリアはエクステリアとほぼ同様の処理が施され、より高級感が増したようにも感じられます。旧型車の円形エアベントは廃止され、長方形のものが採用されていますが、最も目立つのは標準装備の8インチインフォテインメントスクリーンです。音声認識やテキストメッセージ読み上げ、SYNC3をコントロールするためにも使用します。
4つのトリムレベルがあり、Zetec Edition、Titanium Edition、ST-Line Edition、Vignaleがあります。エントリーレベルでもフォードのマルチメディアソフトウェアSYNC3を搭載した8インチインフォテインメントタッチスクリーン、デュアルゾーン空調、クルーズコントロールなどの便利な機能が搭載されています。
ステアリングと運転席の調整範囲はモンデオの全ラインアップに共通で、快適な座り心地に問題はありません。視認性は大型車としては良好で、全モデルにフロント&リアパーキングセンサーが装備されています。アクティブパークアシストもドライバーアシストパックの一部としてオプションで用意されています。
モンデオのトランク容量は541Lあり、開口部は広く低い位置にあるので、荷物も比較的容易に積み込むことができます。モンデオハッチバックの最大容量は1,466Lになります。ハイブリッドモデルの場合、ハッチバック、エステート両方のモデルで、バッテリー搭載によって、133L程少なくなっています。