Skoda Superb Estate(シュコダ スーパーブ エステート)

モデル概要

2015年に発売され、2019年にフェイスリフトが行われ、追加キット、追加クロームディティール、ファンシーなトリムによってさらに高級化し、プラグインハイブリッドバージョンも用意されたようです。

スーパーブ エステートは品質面でも強く、外観や内装の雰囲気はパサートに極めて近いです。そのため、ほとんどの人がその違いに気付かないかもしれません。しかし、この車はその外観と、内装の質感といい、パサートと同じようにグロスブラックとクロームのアクセントが効いていて、良い感じです。

デザインはシュコダの中でもより魅力的なモデルの1つになります。大胆なフロントグリルと突き刺すようなヘッドライト、そして脇腹に沿った力強いしわが、ソリッドな印象を与えています。スーパーブは手ごろなファミリーエステートに負けないスマートなスタイルを持っています。

性能/機能

エントリーレベルの148bhp 1.5 TSI 150はこのサイズの車に対応できるよう、驚くほどパンチの効いた、ガッツのある走りをします。0-100km/hの加速は約9.0秒になります。もっとパワーが欲しい場合は187bhp 2.0 TSI 190モデルがあり、最高級モデルには276bhp 2.0 TSI 280があります。0-100km/hを5.3秒で加速します。

sportline plusは調整可能なサスペンション設定とドライビングモードセレクターによってシャープなドライビングエクスペリエンスを提供します。これによって、シャシー、ステアリング、ギアボックス、アクセルのレスポンスをエコ、ノーマル、スポーツの3種類のモードから選択し、ソフトにしたりすることができます。

iV Estateには1.4Lターボガソリンエンジン、113bhpの電気モーター、バッテリーパックを搭載しています。合計215bhpを発揮し、0-100km/hは7.8秒で加速し、電気とガソリンをほぼシームレスに操るiVは洗練性など優れています。走行モードにはEモード、ハイブリッド、スポーツ等数種類から選択できます。

標準の安全装備はそれほど充実はしていません。ベーシックなSEモデル以外にはレーダーガイドクルーズコントロールが装備されていますが、多数のエアバックと自動緊急ブレーキ以外のほとんどすべての装備はオプションになります。車線維持支援、死角警報、駐車カメラなどが欲しい場合は追加の料金が掛かります。

インテリア

トリムレベルには5つあり、SEにはBluetoothを備えた8インチのタッチスクリーン、Android Auto/Apple CarPlay、エアコンなどが含まれています。SEテクノロジーにアップグレードすると、レザーシートやプライバシーガラス、ドライブモードの選択機能などが標準で装備されます。

全てのモデルにマルチウェイ アジャスタブル ステアリングホイール、調整可能な大型のセンターアームレストが装備されています。ハンドルのリーチの伸びはそこまで良くありません。高さ調整可能な運転席と調整可能なランバーサポートも標準装備され、SEテクノロジーからは運転席がメモリー設定可能な電動調整式になります。

後部座席は広く、背の高い大人でも頭、足のスペースはしっかり確保されています。また、前席の下に足を突っ込めるスペースもあり、モデルによっては後席のフロアに小さなフットレストが埋め込まれているものもあります。ISOFIXポイントも用意されており、オプションには助手席にも取り付けることができます。

トランク容量は660Lあり、シートを倒すことで1950Lとかなり広いスペースを確保することができます。助手席も倒すことで、最大3.3mほどの荷物も積むことができ、木材やパイプなども問題なく運べるかと思います。iVエステートではトランクの床下に充電ケーブルがあるため、510Lになりますが、それでも困らないかと思います。