Vauxhall Combo Life(ボクスホール コンボライフ)
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モデル概要
ボクスホール コンボライフは5人乗りと7人乗りがあるバンベースのピープルキャリアです。現在生産中止となっているザフィーラの後継モデルであり、プジョー リフター、シトロエン ベルランゴとパーツを共有している車両になります。また、ボクスホールが機能性を重視したMPVを提供するのは最近では初めてです。
2018末に発売されたコンボライフはコンボバンを広々とした、非常に多用途に使えるようにしたものです。5人乗り又は7人乗りのいずれかを選択でき、印象的なほど充実した装備で登場します。またサイズはレギュラーとXLの2種類があります。XLは車高が35cmアップしています。
トリムレベルにはエディション、SE、エリートがあります。エディションにはリアパーキングセンサー、スライドドアなどが含まれており、SEにはバックカメラ、オートハイビームなどが追加されます。より優れたエリートにはルーフレール、2ゾーンエアコンなどが標準で装備されています。
2021年には完全電気自動車バージョンが発売されており、コンボeライフとして登場しています。この車両はコルサ-eと同じ50kwhのバッテリーを使用しており、一回の充電で最大174マイル(278km)を走行することができます。標準のコンボライフと同様に5人乗りと7人乗りが用意されていますが、トリムレベルはSEのみです。
機能/性能
この車両は1.2Lガソリン6速マニュアルギアボックス付き、または100hp、130hpの1.5Lターボディーゼルから選択できます。低出力ディーゼルでは5速マニュアルですが、高出力ディーゼルでは6速マニュアルまたは8速オートマチックから選択することができます。
サスペンションは滑らかで柔らかく、荒れた路面を抑えるのに最適なものです。コーナリング中もピッチングやロールを起こさず、車体はフラットに保たれ、落ち着きがあります。ハンドリングに関してはシャープとは言い難いが、フロントエンドのグリップは十分で、曲がりくねったカーブを適度なスピードで走れます。
コンボライフはPSA以外のライバル車とは一線を画す豊富な安全装備を標準装備しており、ユーロNCAPの高得点に貢献しています。レーンキーピングアシスト、自動緊急ブレーキ、アダプティブクルーズコントロールなどが代表的な装備ですが、中でも目を引く装備はフランクガードかと思います。
バンを起源とするコンボライフは騒音がありません。ガソリンエンジンもディーゼルエンジンも6速ボックスが装着されていればほぼ静かです。ロードノイズはよく抑えられていますが、高速道路を走行すると背の高いボディの上を空気が通過するため、かなりの風切り音が発生します。
インテリア
すべてのバージョンで実用的なスライドリアドアが装備され、3つのチャイルドシートが入る3列シートになっています。ダッシュボードは硬質で傷つきやすいプラスチック製で、高級感はないかもしれませんが、耐久性はありそうです。汚れもサッと拭くだけで綺麗になるので家族連れには最適かと思います。
ドライビングポジションはドライバーがかなり高い位置に座り、ステアリングホイールとの距離も近いのでバンらしいです。しかし、運転席のシートは調整幅が大きく、楽に座ることができます。シートはよくできており、背中や足が痛くなることもなく、長距離を移動するのも苦ではありません。
トランクルームは標準の5人乗りが597L、ロングホイールベースのコンボライフXLが850Lを誇ります。リアシートを倒すと、標準車の3倍の2,126L、最大積載長2.7mになります。助手席を倒せば、2.693L、最大積載長3mになります。キャビンには28種類以上の収納スペースがあるが、リアドアの収納スペースが小さく狭めです。
コンボライフの全モデルに、AppleCarPlayとAndroidAutoを搭載したタッチスクリーン、DABデジタルラジオ、Bluetooth、USBオーディオ接続、6スピーカーが搭載されました。ボクスホールのマルチメディアナビプロシステムにアップグレードすると、コネクトシステムも搭載されます。