モデル概要
アマロックは上品なスタイリングと5人乗りの充実した室内装備で、仕事用とレジャー用の車が一体化したような雰囲気をもっています。このMK2モデルのフロントエンドは、スリムなフロントグリルとX字型のフロントバンパーのグラフィックが特徴で、よりモダンな雰囲気が漂っています。
両脇には角ばったヘッドライトがあり、オプションでVWのIQ.LightとMatrix技術を搭載することができます。一部の市場ではシングルキャブバージョンも用意されますが、従来通り、販売は通常のダブルキャブボディスタイルが中心となります。全高は10mm高くなり、全幅は34mm狭くなりました。
標準装備はTrendline、Highline、Aventuraの3種類から選ぶことができます。エントリーレベルでは、電動調整式ヒーテッドドアミラー、フロントフォグランプ、マニュアル調整式フロントシート、エアコン、電動ウィンドウ、自動追突防止ブレーキシステム、6.3インチのタッチスクリーンディスプレイなどを装備しています。
性能/機能
アマロックには3.0L V6ディーゼルは201bhpと254bhpの2種類から選ぶことができます。後者では0-100km/hを7.4秒で加速することができ、重い荷物も簡単に運ぶことができます。前者は大多数のピックアップよりもパンチの効いたパフォーマンスを発揮し、英国では手ごろなため人気があります。
HighlineとAventuraでは201bhpと255bhpのどちらのエンジンを選んでも、えいきゅう4輪駆動とオートマチックギアボックスの組み合わせが標準となっています。オートマチックトランスミッションは十分にスムーズで、アマロックの気楽な性格によく合っています。
アマロックはワーキングライフを想定して設計されているため、サスペンションは様々な荷物にタイプできるようにチューニングされています。そのため重い荷物を積んでいないときは、かなり弾むことがありますが、他のライバル車両と比べるとそこまでひどくはありません。
アマロックは長年にわたり、様々な改良が加えられてきました。カメラとセンサーで衝突簿可能性を検知する自動ポストコリジョンブレーキシステムが搭載されました。ドライバーが何もしなくても、車両が自動的にブレーキをかけ、衝突の衝撃を最小限に抑えます。また、アンチロックブレーキが標準で装備されています。
インテリア
インテリアは実用的で、デザインはシンプルで倫理的にレイアウトされています。一部のプラスチックはやや低調ですが、品質は三菱L200やトヨタハイラックスなどの多くのライバル車両より上回っており、クラストップのメルセデスXクラスには及ばないものの、このクラスではトップクラスになります。
キャビンのフロントとリアには、たくさんのスペースがあります。アマロックは大人5人を乗せることができますが、後部中央の乗員の足元のスペースは限られています。ベーシックモデルには片目でサポート力のある布製シートが採用され、快適なドライビングポジションを見つけるために多くの調整が可能です。
アマロックには他のモデルよりも優れたインフォテインメントシステムが搭載されています。VWの6.3インチタッチスクリーンシステムが標準装備され、メニューショートカットボタンが脇を固めています。Bluetooth、CDドライブ、USBなどを備え、見た目はシャープではないものの、操作は簡単です。
英国モデルのダブルキャブはボディ幅が広く、リアホイールアーチ間の最大幅は1.22mに達します。この幅はユーロパレットを横向きに積み込むのに十分な大きさになります。アマロックの全バージョンの積載量は1トンを超え、荷台には4つのラッシングリングが付属しています。リアウィンドウラックはオプションです。