Citroen E-Dispatch(シトロエン eディスパッチ)
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モデル概要
e-ディスパッチは中型バンクラスで販売されているフロントランナーです。プラットフォームとボディシェルをディーゼルエンジンのディスパッチと共有しており、燃焼エンジンの代わりに電気モーターが搭載されています。バッテリーパックは50kwhと75kwhの2つから選択することができます。
通常のディスパッチパネルバンと同様に、電気モデルにはXS、M、XLのサイズがあります。XSは4.6m³、MとXLはそれぞれ5.3m³と6.1m³の荷物が積載可能です。荷室の形状も積載可能です。荷室の形状も、バッテリーを積んでも変に小さくなることなく、通常のバンと同じようにフラットで、バッテリーは床下に収納されています。
eディスパッチは英国で販売されている電気バンの中でも長距離の航続距離をもっています。標準の50kwhバッテリーはWLTP基準で144マイル(231km)、大型の75kwhバッテリーで205マイル(330km)になります。バッテリーのサイズに関係なく、100kwで急速充電器を使用することができます。
家庭や職場で手軽に誓えるウォールボックスを使用した充電では、32Aの充電器で最大7.4kwの充電が可能です。三相の場合は11kwのウォールボックスを設置し、車載充電器をアップグレードして対応できます。100kw DC急速充電器では50kwhバッテリーで10-80%を30分で、75kwhの場合は48分で補充出来ます。
機能/性能
eディスパッチはこのクラスの基準ではよく止まり、よく走ります。風切り音やロードノイズも非常に印象的で、エンジン音が全くないため、同等のディスパッチディーゼルモデルよりも運転が非常にリラックスできます。
バンの起動時、デフォルトではノーマルドライビングモードになります。このモードでは、フットブレーキを軽く踏んだ程度の回生ブレーキが動きます、Bモードにすることでこの効果を大幅に高めることができます。Bモードではアクセルを離した際にブレーキランプが点灯するくらいの勢いで減速します。
ノーマルモードは最大80kwで、適度な負荷をかけながら、そこそこのパフォーマンスを発揮する場合に適しています。ECOモードは最大60kwになり、ヒーターやエアコンを完全に停止させることなく、出力を抑えてエネルギー消費を最適化してくれます。軽い荷物や運搬の終わりに戻る際など、節約したい時に適しています。
100kwをフルに活用するパワーモードを選択すれば、無積載時のスタートも非常に速くなります。また、重い荷物を積んでいる状態で上り坂を上がる際には適しており、代わりにバッテリー残量を他のモードよりも消費するので注意が必要です。
インテリア
エントリーレベルのモデルはEnterpriseProで全てのボディ長で選択可能です。16インチのアルミホイール、ツインスライドドアなどが含まれています。また、バルクヘッドにはロードスルーフラップを装備し、長尺物の運搬も可能です。AppleCarPlayやAndroidAutoなどの便利な機能も搭載しています。
eディスパッチのインテリアは通常モデルとの違いはあまりありません。一番の違いはメータークラスタで、レブカウンターの代わりにパワーメーターが、燃料計の代わりにバッテリーチャージレベルインジケーターが設置されています。さらにトリップコンピューターが改良され、予測個族距離が表示されるようになりました。
eディスパッチはスムーズなランニングギア、優れた衝撃吸収性、ハンズフリースライドドアによる快適性と乗り心地が印象的で、生活をより快適なもにしてくれます。人間工学に基づいて設計されたシート、高いドライビングポジション、調整可能なシートは頻繁な移動の際に大きな違いを生みます。
従来の中型Mモデルの全長は4950mm、積載長は2510mm、大型のXLバージョンは全長5300mmまで伸び、積載長2860mmになります。標準のディスパッチと同様に、Moduwork折り畳み助手席のオプションがあり、ロードスルーバルクヘッドハッチが付属しているので、パイプや木材などの追加ストレージエリアの長さを得られます。