Iveco Daily(イヴェコ デイリー)

Iveco Daily(イヴェコ デイリー)

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モデル概要

1978年に市場に登場して以来、少しずつ変わってきました。3代目デイリーが登場したのは2014年になります。先代モデルと比較するとエンジンのラインナップのみを残し、車両は全面的に見直され、ボディーバリエーション、寸法、ホイールベース、積載量の選択が拡大されました。

デイリーVのラダーフレームによる高い積載面積は55mm低くなり、批判されていた長いオーバーハングも削減されました。また、乗り心地を向上させるため、ホイールサスペンションの設計を変更し、運転席の着座位置も改善されました。

イヴェコは商用車しか作らないだけでなく、大型の商用車を専門としています。トラックのタフさ、ビジネスへのフォーカス、特別に造られたホイールのセットが期待でき、イヴェコ デイリーはバン市場において、汎用性、耐久性を備えたトラック由来のシャシーを備えており、一線を画しています。

デイリーには電気モデルもあり、新しいこの電気モデルはヘビーディーティ―ミッションやコンバージョンを含むすべてのLCVアプリケーションをカバーしています。車種にはバン、キャブ、クルーキャブ、シャシーカウル、ミニバスが、GVW3.5~7.2、シングルホイールとツインホイール、全高とホイールベースの幅広いラインナップがあります。

性能/機能

デイリーには大型4気筒ディーゼルエンジンが搭載されています。116、136、156hpの2.3Lはライトディーティ仕様で、ヘビーディーティ仕様では後者の2つの出力に限られ、ギアボックスは8速オート又は6速マニュアルから選択可能です。

3.0Lディーゼルエンジンも160、180、210hpの出力で、ギアボックスの種類は様々です。このエンジンは圧縮天然ガスで走行できるように改善され、136hpと350Nmのトルクを持つデイリー ナチュラル パワーモデルも用意されています。

デイリーの新しい低転がり抵抗タイヤは車内騒音を増加させますが、燃費の向上に貢献し、2.3Lモデルで10%の削減を実現しています。また、スタート&ストップ、電子制御可変容量ターボ、新型オルタネーターも効率向上に寄与しています。

リアサスペンションに改良が施され、前モデルよりも滑らか乗り心地を実現しています。しかし、地上高が25mmほど増加し、リアの積載高が増えてしますというデメリットもあります。

新型デイリーにはアダプティブクルーズコントロール、自律型緊急ブレーキ、横風アシストが追加され、ハイマチックオートマチック車には停止中の渋滞時に前走車に自動的に追従するキューアシストと呼ばれるものが装備されています。

また、ヒルディセントコントロールやトラクションプラスというグリップファインディングドライビングモードも利用可能です。

インテリア

最新のデイリーのインテリアデザインは依然とほとんど変わらないものの、いくつかの変更点があります。明白な変更はフラットボトムとレザーリムを備えたあ新しい小型のステアリングホイールです。軽量化された電動ステアリングラックとの組み合わせで、一線を画しています。

ステアリングホイールは小さくなっただけでなく、丸みをおびなくなりました。足元のスペースを確保するために底面を四角くし、グリップ力を高めるために側面を平らにするなど、ユニークなデザインになります。

7インチタッチスクリーンにはVerizon社と共同開発した新しい追跡・監視システムが搭載されています。バンの遠隔監視が可能になり、トラブル圧制時にはオペレーションヘルプセンターに直接接続することができます。

新しいHi-ConnectインフォテインメントオプションはApple CarPlayとAndroid Autoを搭載し、デイリーですでに販売されているベーシックなラジオとタッチスクリーンメディアシステムの上位互換の最高仕様になっています。

デイリーのディメンションバーの長さは全て前モデルから引き継がれ、それにプラスしてフロントに新しいバンパーを装備そたため、荷室容量は従来と一緒です。すべてのパネル仕様のホイールアーチ間が1,320mmとなり、最小の荷室は2,600mm×1,500mm、最大は約5,100×1,700mmになります。