Nissan Primastar(日産 プリマスター)
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モデル概要
日産はNV400と同様、ルノーと組んで中型パネルバンであるプリマスターを開発しました。ルノー トラフィックやボクスホール ヴィヴァーロに相当するモデルで、ルノーと同様、幅広いバリエーションが用意されています。2010年にはマイナーチェンジし外観を一新し、エンジンの改良などが行われました。
プリマスターには充実した装備、コストパフォーマンス、快適性を備えており、また、多くのオプションも用意されているため、自分に合った車両を選ぶことができ、ビジネスのパートナーとしても使えます。
プリマスターの運転感覚は大型MPVに近いとみており、ドライビングポジションは期待通りの威厳のあるものです。また、助手席サンバイザーの裏側には広角ミラーが装備され、操舵のしやすさにも配慮されており、パーキングセンサーなど運転を支援してくれるオプションも用意されています。
性能/機能
プリマスターに搭載されているエンジンは115bhpの2.0LdCiディーゼルのみですが、300Nmのトルクを持っているため、バンにとっては最高のオールラウンダーになります。ただ、他のライバル車両にはもっとパワフルなエンジンも用意されているため、やや力不足に感じるかもしれません。
搭載されている6速ギアボックスは高速道路で本領を発揮し、高速走行時にはかなり静かで洗練された性能を発揮します。ただ、プリマスターはラダーバルクヘッドのあるモデルでは高速走行中にノイズがはいることがありあます。
日産はトラフィックのecoやヴィヴァーロのecoFLEXと同じバッジのプリマスターを設定していませんが、それども複合燃料消費率は35.8mpgから41.5mpgに低下し、それに伴うCO2排出量は207g/kmから178g/kmになっています。つまり最も燃費の悪いモデルでも、トラフィックecoと同じ燃費になります。
最新のプリマスターにはオートマチックハイビーム、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニターをオプション設定するなど、運転支援に力を入れています。先代モデルであるNV300は最近いくつかの調整とアップデートがあり、新型プリマスターにも受け継がれています。
インテリア
装備面ではMP3タイプCDステレオ、スモークウィンドウ、高さ調整機能付き運転席など、全車に装備されています。ただし、エントリーグレードには運転席の静粛性を保つためのフルハイトの隔壁がなく、窓を手動で開けなければならないため、ミッドスペックのモデルの方がおすすめです。
Eグレードは助手席1人掛け、SEとSE+は助手席2人掛けを標準装備しています。ダッシュボードはデザイン性に優れ、キャブは収納スペースが充実しています。深めのグローボックス、2Lのペットボトルが入る大きなドアポケット、シート下やダッシュボード周りにも収納スペースが確保されています。
プリマスターはモデルによって様々なボディサイズを用意しています。クルーバンはフルハイトのバルクヘッドを備えた6人乗りで、小型バンに匹敵する積載スペースを確保しています。その他プリマスターは5.0m³から8.4m³のクラス最大級の積載スペースを実現しています。
標準装備のリアサイドドアのほか、180度開くツインリアドアを採用しています。SEグレードにはオフサイドスライドドアと250度まで開くリアドアをオプション設定しました。ロードベイの寸法は長さ2.4m、高さ1.38mで、最大2.8m×1.91mまで拡大可能です。