Vauxhall Vivaro(ボクスホール ヴィヴァーロ)

Vauxhall Vivaro(ボクスホール ヴィヴァーロ)

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モデル概要

ヴィヴァ―ロは親会社のステランティスが製造するシトロエン ディスパッチやプジョー パートナーのバンをベースにしています。そのため、ターボチャージャー付ディーゼルエンジンをはじめ、インテリアやエクステリアにも共通する部分があります。

パネルバンのボディ長はL1とL2の2種類、さらにダブルキャブのクルーバン、コンバージョン用のプラットフォームキャブが用意されています。ただ、ボクスホールはシトロエン、プジョー、トヨタから販売されているスーパーショートコンパクトのボディスタイルは用意されていません。

先代ヴィヴァ―ロからの主なビジュアル変更は、このMK3モデルの魅力的なノーズを短くしたボンネットです。L2はL1よりも350mm長く、リアアクスルの後ろに延長されたボディワークが特徴です。ハイルーフのオプションはなくなりましたが、標準モデルぼ背が少し高くなりました。

DynamicとSportiveの2つのトリムレベルの違いはあまりありませんが、後者にはボディ同色のサイドプロテクションモールディング、フロントとリアのバンパー、LEDデイタイムランニングライト付きのクロームエフェクトのフロントグリルが追加されています。

性能/機能

パワーユニットは2種類のディーゼルエンジンと、電気モデルが用意されています。ディーゼルエンジンは1.5ターボDが100psち120ps、2.0ターボDが120ps、150ps、180psで提供されます。全車前輪駆動で6速マニュアルが搭載されていますが、一部には8速オートマがオプションにあります。

1.5Lの120ps仕様はミディアムバンとして十分すぎるほどの性能を発揮し、回転域に関係なく素早いレスポンスとスムーズな加速を実現するだけでなく、圧倒的な静粛性も実現しています。

2.0Lが1.5Lエンジンに対して大きなアドバンテージはトルクになります。同じ120psで同じ荷物量を積んだ状態で、2.0Lは40Nmのトルクを追加します。ただ、2.0Lの方が音も大きく、ディーゼルのサウンドがより強調されています。

最新のバンに採用されているのは電動アシストシステムではなく、油圧アシスト式のステアリングのため、ハンドルに肉厚感があり、過度に疲れることはなく操作することができます。こーなーでのボディロールがやや大きいですが、鋭敏に方向転換するので、安全に運転できます。

プジョー 3008 SUVなどと同様のランニングギアを採用しているため、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール、自律型緊急ブレーキなどの先進安全キットが装備されています。ただ、先進的な安全キットは最高仕様のみに標準装備で、他はオプションになっています。

インテリア

シートも大きく改善され、全車に6ウェイ調整機能、ランバーサポート、アームレストが標準装備されています。バルクヘッドが再設計され、シートをかなりとしても背もたれを調整できるようになりました。足元も広く、キャビンも広々としています。

ダッシュボードは収納も充実しています。インフォテインメントディスプレイのすぐ上を見ると、収納用のポケットがあり、左を見ると、グローボックスがあり、ここには便利なライトも付いています。グローボックスの下にも収納スペースがあります。

ヴィヴァーロは先代モデルより200kg積載量が増える一方で、標準的なバンの最大積載量は8.6m³から5.8m³に削減されましたが、ロードスルーハッチ付き6.6m³まで拡張することができます。ただ、一部のユーザーからすると、あまり実用的ではないと感じるかもしれません。

オプションには簡単にアクセスできるスライドドアがあります。リアバンパー下に設置された人感センサーによって、足をかざすと自動的にドアが開きます。サイドドアは全モデルに装備され、リアドアも180度に開くツインドアが採用されています。