在庫車特別販売 プジョー 206RC(PEUGEOT 206RC)正規輸入車 左ハンドル|最後のNAエンジン搭載スポーツプジョー

在庫車特別販売 プジョー 206RC(PEUGEOT 206RC)正規輸入車 左ハンドル|最後のNAエンジン搭載スポーツプジョー

プジョー 206RC(PEUGEOT 206RC/PEUGEOT 206GTi180)は2003年から2007年にかけて販売されたプジョー 206の最上級スポーツグレード。メカクローム社が関与した2.0L 直4 DOHC16V(177ps/202Nm)エンジンを搭載し、5ナンバーサイズのコンパクトなボディは1,110kgと軽量で高い運動性能を発揮します。レカロ製フロントシート、17インチホイール他、専用装備も奢られ、日本ではフランス本国と同じ左ハンドルのみが導入されました。NA時代最後のスポーツプジョーの名に相応しい一台です。

プジョー 206RC の魅力

コンパクトで軽量。扱いやすい5ナンバーサイズのボディ

スポーツモデルにおいて軽量・コンパクトはある意味で絶対的な正義です。206RCは全長 3835mm×全幅 1675mm×全高 1440mm、車重は1,110kg。今でも高い人気を維持するプジョー 106S16系程ではありませんが、扱いやすく、実用性もある車体といえます。

177psを発揮する、高回転志向のパワフルな2.0L 直4 DOHC エンジン

206RCのEW10J4Sエンジンは、ボアアップがサイズ的にも困難であったこともあり、スクエアなボア×ストローク比が多いプジョーのパワーユニットの中では異例のロングストロークタイプ。とはいえ、F1エンジンを手掛けるメカクローム社の手によりヘッドを刷新、可変吸気システム、低排圧触媒他の装備により、177psを7000rpmで発揮します。また、2000rpmも回っていれば、最大トルク202Nmの8割を発生し、街中でも思いの外粘り強さを見せる一面も。

スポーティーな走りには適切なギア選択が肝要

高回転を許容して息の長い加速感が楽しめ、粘り強さも併せ持つエンジンですが、ターボのようなトルクがあるわけではありません。ファイナルが加速志向とはいえ、1速はやや高めでスタートダッシュを決めるにはコツが要ります。総じて適切なギアを選択し、4000rpm以上を維持できれば相当なパフォーマンスを発揮します。この辺は楽しさの範疇ですが、106S16や306S16N5よりもややシビアといえるかもしれません。

やはりプジョーは左ハンドル

206RCは正規輸入も左ハンドル車のみです。これが功を奏し、ドライビングポジション、ABCペダルの配置、ブレーキタッチのフィールはオリジナルのまま。プジョー 206の右ハンドル車は、この辺りの詰めが甘く、お世辞にもオススメできるものではありませんでした。

ESPを含め受動安全装備が全部入り

複数エアバッグ、ABS、ESP(横滑り抑止機能)が標準搭載されているのも重要なポイントです。206以降のプジョーはリアのスタビリティを強化し、オーバーステアを抑制。安定方向にすることで挙動が乱れにくくなりましたが、ESPを搭載したことでさらに挙動が安定しました。事実、唐突なオーバーステアに陥りやすい106S16や306S16N5に比べ、自損事故も大幅に減っています。

秀逸なレカロ製フロントシート

206RCの特徴的な装備の一つがシートです。アルカンターラとメッシュ素材の質感はもちろん、秀逸なサイドサポート、フルリクライニングと疲労を軽減し機能的にも優れたシートといえます。リアシート(2名分)も同一素材で長時間走行も可能なスグレモノです。

走りを支える専用部品

基本骨格は他の206と共用ながら、206RCにはそのパフォーマンスを支えるための専用部品が各部に投入されています。専用の17インチホイールとそれに合わせて283mmに大径・肉厚化されたブレーキ、鍛造化されたフロントアームと追加されたリアタイロッド。細かな足回りのパーツの強化、ダンパーの減衰力と強化スプリング他、走行関連のパーツのほとんどが専用品になっています。ちょっとしたスポーツ走行なら、ブレーキパッドとブレーキオイルを交換すれば十分です。

デジタル装備を搔い摘んだ、最後のアナログスポーツモデル

206RCが登場した頃は、電制受動安全装備の発展途上でした。現在のような直噴ターボに電制装備テンコ盛りのクルマは確かに速く、安全です。ただ、操る楽しさ、という点では「物足りない」と感じられる方も多いのだと思います。ワイエムワークスで106S16や306S16N5の人気が衰えないのもその回答の一つでしょう。206RCは自損リスク回避に有効なESPを標準搭載しつつも、アナログ的ドライビングを楽しめる最後のスポーツプジョーだと思います。

結構、大喰らい…燃費

街中では10km/Lいけばよい方だと思います。加えて、ローギアードなので高速巡航燃費もあまり期待できません。12-13km/Lあたりがひとつの目安ではないでしょうか。

車両個体情報

2005年式の正規輸入車両。年式・走行距離の割には内外装ともかなり良好な状態を維持しています。ルーフの内張はたわみが目立ったので貼り換えてあります。プジョー専門店としてこれまで100台程の206RCの作業経験のあるワイエムワークスの判断で必要と思われる、タイミングベルト・ウォーターポンプ他、走行距離相応の部品交換・メンテナンスは行ってある個体です。

その他、特筆すべきカスタム事項としては、

  • 新品車高調正式サスペンションキット(STANCE製)装着
  • 機械式LSD組込済み
  • HIDヘッドランプ換装
  • 高効率エアクリーナー
  • 社外スポーツマフラー

車高調正式サスペンションキットはキットと取付で20万円級、機械式LSDは装着までを考えると40万円級のコストが掛かります。この2アイテムの装着により、ノーマル車とは別格のコーナリングが楽しめます。また、ノーマルの光量では心許ないヘッドライトも、HIDに換装されており、夜間走行も安心です。

納車整備ではエンジンオイル(フィルター付)、ブレーキフルード、クーラント、バッテリーを全て新品交換、オーディオはUSB スマホ対応のレシーバーの新品をお付けいたします。

プジョー 206RC 日本仕様正規輸入車 左ハンドルモデル

  • 年式:2005年
  • 車検:2年付(検受け渡し)
  • ドア数/定員:3ドア/4名
  • 寸法:全長 3835mm×全幅 1675mm×全高 1440mm
  • ホイールベース:2440mm
  • 車両重量:1110kg
  • エンジン・総排気量:水冷直列4気筒DOHC・1997cc
  • 最高出力・最大トルク:177ps(130kw)/7000rpm・20.6kgm(202Nm)/4750rpm
  • ミッション/ハンドル:5MT/左ハンドル
  • 燃料タンク容量:50L(ハイオク)
  • タイヤ・ホイール(前/後):205/40R17 7.0J17/205/40R17 7.0J17
  • 走行距離:164,000km(2025/4/25時点)
  • カラー:アルミナムグレー(シルバー)

※スペックは新車当時のものです。

全てを含む乗り出し価格(大阪店頭引き渡し):税込1,680,000円

追加のご注意点:

  • ご自宅までの納車費用は別途必要です。地域や距離によって異なりますので、詳細はお問い合わせください。
  • 納車までの納期については、在庫状況や整備内容により異なります。
  • 現車確認可能ですので、ぜひ一度店舗へお越しください。事前予約をおすすめいたします。
  • 走行距離は輸送や整備の際に若干の差異が生じる場合がございます。
  • 売却済みの場合はご了承ください。

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