Ferrari LaFerrari モデル概要
イタリアの自動車メーカーフェラーリによって製造された限定生産のハイブリッドスポーツカーになります。2020年時点でラフェラーリはミッドマウントの12気筒エンジンを搭載した最後のフェラーリになります。燃料消費量を40%削減しながら、フェラーリロードカーの中で最高の出力を出すことができます。
フェラーリのF1テクニカルディレクターであるロリーバーンによって設計されたカーボンファイバーモノコック構造を使用しており、前モデルよりも27%高いねじり剛性と22%高いビーム剛性を誇っています。横滑り防止装置、高性能ABS/EBD、ハイブリッドシステムと統合されたEF1-Trac F1電子トラクションコントロール、E-Diff3第3世代電子制御などのいくつかの電子制御があります。21台のラフェラーリのオンボードコンピュータによって制御されるアクティブエアロダイナミクスにより、最大のパフォーマンスを発揮します。
LaFerrari Aperta
ラフェラーリのオープントップバージョンで、200台が発売されました。取外し可能なカーボンファイバーハードトップと取外し可能なキャンバスソフトトップが付属しています。
より効率的なパワートレインの制御電子機器、ボンネット上だけでなくアンダーボディに沿って空気の流れを導くための角度を変えたラジエーター、ダウンフォースを増やすのに役立つ永井フロントエアダム、各フロントガラスピラーの上部コーナーにあるL字型フラップが含まれます。
ラ・フェラーリ|エンジン/性能
エンジンはF12ベルリネッタ用、自然吸気65度V型12気筒エンジンがベースになっています。排気量は6,262ccで最高出力800PS/9000rpm(588kw;789hp)、最大トルクは700Nm/6750rpmになります。KERSシステムは燃焼エンジンの出力レベルに合計963PS(708kw;950hp)の追加出力と、900Nm(664lb⋅ft)の合計トルクを追加します。
エンジンのボア×ストロークは94mm×75.2mm(3.70インチ×2.96インチ)で圧縮比は13.5:1、比出力は1Lあたり94kw(128PS)です。0-100km/hは3秒未満、0-200km/hは7秒、最高速度は350km/hとなっています。7速DCTミッションが組み合わされています。モータのみでの走行はできませんが、モータのみでの走行動画があるため完全不可能という訳ではなくこのモデルの使命に相応しくないとされています。
またパフォーマンスが低すぎるため電力のみで走行できないことにされているという憶測もあります。
HY-KERSシステム
2個のエレクトリックモーターで構成されており、1つはV型12気筒エンジンに組み合わせられる7速DCTと一体設計され必要時に直接エクストラパワーを伝達します。2つ目はエンジンの前方にあり、二次電池に接続されていることにより、F¥減速時にジェネレーターの役目を果たし発電した電力をバッテリーに蓄える仕組みになっています。
ラ・フェラーリ|インテリア
独立したステアリングホイールを備えたローポリのリアルなインテリアが特徴です。メーターパネルは16インチのフルデジタルスクリーンによるもので、ヘッドアップディスプレイも標準装備されています。最適で効率的なボタン配置が行わられ、インストルメントパネルの機能とインフォテイメントを制御する衛星ポッドは中央に移動されました。
ダッシュボードは再構成可能なデジタルインストルメントパネルを備えており、ドライバーは従来の中央タコメーターを備えたレイアウトか、トラック用に設計された競争力のあるディスプレイのいずれかを選べます。ドライバーの手と足にあうように調整されています。車の様々な機能はホイールフォーミュラスタイルに統合されています。ギアシフトパネルは人間工学に基づいて設計され長くなっています。
スペック
乗員定員 | 2 |
排気量 | 6,262cc |
エンジン | 自然吸気65度V型12気筒エンジン |
最高出力 | 963PS/9,250rpm |
トルク | 900Nm(664lb⋅ft) |
加速 | 0-100km/hは3秒未満 0-200km/hは7秒 |
最高速度 | 350km/h |
全長・全幅・全高 | 4,702mm、1,992mm、1,116mm |
車両重量 | 1,255kg |
価格
フェラーリ ラ・フェラーリ
- 価格:389,000,000円
- 初年度登録:2014
- 走行距離:3616km
- 排気量:6262cc
- 0-100km/h:3秒未満
- 最高速度:350km/h
車両写真
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