Toyota Proace Electric(トヨタ プロエース 電気自動車)
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モデル概要
日本で買えないプロエースevが欧州にて販売されています。この車両はディーゼルモデルと同じように、evの場合はシトロエンe-ディスパッチ、プジョーeエキスパート、ボクスホールヴィヴァ―ロeと同じプラットフォームに基づいており、これらの車両はすべて、Stellantis Group(PSAブランド)によって製造されています。
プロエースの電気バージョンでは、ノイズの多いエンジンが搭載されていないため静かで、運転非常に滑らかなになっています。バッテリーは床下の低い位置に取り付けられているため、カーブなどでも安定感があり、ディーゼルバージョンよりもリラックスいて運転することができるかと思います。
性能/機能
バッテリーサイズは50kwhと75kwhの2つの容量から利用することができます。ボンネットの下には、前輪を駆動する136hpの電気モーターがあります。このモーターは192lb・ftのトルクを生成し、アクセルを踏んでからバンが動き始めるまでに少し時間がかかりますが、このトルクはすぐに加速し、100km/hまではおよそ13秒で到達します。
50kwhのバッテリーの航続距離はおよそ142マイル(228km)、大きな75kwhのバッテリーで205マイル(330km)の距離を見積もっています。バッテリーは100kwDC公共充電ポイントを使用している場合、0-80%まで32分(75kwhの場合48分)で充電ができ、11kwのウォールボックスでは4時間45分(75kwhは7時間)、3ピンプラグの場合14時間ほどかかります。(75kwhの場合はおよそ1日かかります)
プロエースでは3つのドライブモードを使用することができます。ドライブモードにはエコ、ノーマル、パワーがあります。エコモードに切り替えるとエアコンの効果、最高速度が制限され、電力は82bhpになりますが、約10マイル(16km)の範囲が追加されます。パワーモードはフルの136bhpを提供する代わりに約10マイル(16km)減少します。
トヨタはB走行モードを提供しており、ローギアを使用しているときにディーゼルバンでリフトオフした場合と同様に、アクセルペダルから足を離したときのエネルギー回収を促進します。これによりアクセルペダルを離したときに、より多くのエネルギーが戻されます。ですが、1ペダル走行はできません。
インテリア
プロエースevは独自のシート素材を使用しています。シートボルスターの端が革で仕上げられた典型的なトヨタの黒布です。キャビンの周りには、深いドアポケット、グローボックス、インフォテインメント画面の後ろにあるカーナビなど、たくさんの収納スペースがあります。フロントガラスの上の棚は容量が大きくなっています。
evモデルでは、インストルメントクラスターがオーバーホールされました。タコメーターの代わりに使用しているエネルギー量を示すパワーメーターがあります。燃料計はバッテリー充電レベルインジケーターに置き換えられ、トリップコンピューターは予想された電気範囲を提供するように変更されました。
電気モーターがボンネット下にあり、バッテリーは車両の床下にあるため、トランク容量には影響を与えません。プロエースevには単一のミドルレングスのボディで提供され、他の全てのバンと同様に、屋根の高さは1つだけです。その結果5.3m³の貨物スペースがあります。また、バルクヘッドに窓があるため、キャブからの確認ができます。