Honda Civic Type R(ホンダ シビック タイプR)
目次
モデル概要
タイプRは通常のシビックを隅から隅まで徹底的に見直し、より大きなドライビングプレジャーを追求するために数多くのアップグレードを施しています。エンジンが激しく作動しているときに冷却水の温度を10度下げるグリルや、新しいLEDヘッドライトと3つの新しいトリムレベルなどがあります。
タイプRはのんびりと走行しているときは比較的おとなしいです。これは標準装備のアダプティブダンパーと切替可能なドライブモードによるものです。タイプRをコンフォートモードに戻すと、硬いシャーシがシビックを路面に追従させ、サスペンションが凹凸を吸収してくれます。
2020年のアップデートの一環して、ホンダはさらに2つのバリエーションを導入しました。スポーツラインはウィングを取り除き、より多くの消音と19インチホイールとミシュランPS4ラバーの小さなセットを追加しています。タイプRリミテッドエディションは最もハードコアなモデルになります。
シビックタイプRはいくつかのホットハッチとは異なり、前輪駆動であり、複雑な4輪駆動システムの余分な重量は伴わずに、トラクションとグリップを提供するためによく設計されたシャーシに依存しています。ステアリングは思い通りに鋭く反応し、フロントディファレンシャルにより、強くステアリングを切ってもフルパワーで走れます。
性能/機能
タイプRに搭載される2Lターボ4気筒エンジンは、先代モデルに搭載されたものと同じベーシックなユニットになります。1996ccのDOHC4気筒エンジンはVTEC可変バルブタイミングと大容量シングルスクロールターボチャージャーを併用し、316bhpと295lb-ftのトルクを発生させます。
適応性の高いサスペンションはドライビングモードで制御されます。コンフォート、スポーツ、レースがあり、コンフォートではサスペンションは最もソフトに設定され、スロットルはよりスムーズで鋭さを抑えます。レースはサスペンションをもっともハードな設定にし、スロットルを最もハードな設定にします。
6速ギアボックスも同様にギア間の移動量が非常に短く、滑らかでありながら重量感のあるフィーリングが印象的です。また、タイプRでは初めて自動レブマッチシステムを採用し、ギアチェンジをよりスムーズにし、シフトチェンジの度に生じる不快なジャークを軽減しています。
タイプRの安全装備には前方の危険を知らせ、必要に応じて自動的に車を停止させる前方衝突警報と衝突軽減ブレーキを搭載しています。さらに、クルーズコントロールや道路標識を読み取って制限速度に合わせるインテリジェントスピードアシストや、制限速度などを車内のスクリーンに表示する装備なども装備しています。
インテリア
標準のホンダシビックと同様にタイプRはトヨタGRヤリスより低くスポーティなドライビングポジションと、比較的高い位置に設定されたギアレバーを備えています。特に体にフィットするバケットタイプのスポーツシートがあります。運転席の高さ調整やステアリンの前後/上下も設定できるため、快適です。
シート、ギアレバー、ハンドルから伝わる新藤はほとんどなく、騒音もよく抑えられています。また、エンジンの音は必要な時だけ大きくなり、以前のモデルで高速クルージング中にかんじていたような、うんざりするような音はほとんど聞こえません。また、アクティブサウンドコントロールというシステムも搭載されています。
インフォテインメントシステムはタイプRのインテリアの他の部分ほどうまくデザインされていません。7インチのディスプレイは少し大きく、直射日光の下では画面が反射しがちです。ディスプレイの右側には、画面上に固定されたショートカットボタンが並んでいますが、主要機能の1つを別の機能に切り替えるのは運転中に難しいです。
サーキットでの実力を持ちながら、家族で使う車としては大きなトランクwp備えているため、日常生活にも適しています。通常時のトランク容量は420Lですが、リアシートを畳むことで1580Lまで拡張できます。かさばるものや長方形の物を運ぶの難しいかもしれませんが、複数ぼソフトバックを収納できるスペースはあります。
特選輸入車
