MercedesBenz Vito(メルセデスベンツ ヴィート)
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モデル概要
1996年から2003年にかけて初代が生産され、最新の世代では快適性と安全性がさらに向上しています。フェイスリフト前のモデルから引き続き3つのトリムが用意されており、プログレッシブ、プレミアム、クルーバンにのみ設定されているスポーツがあります。全車とも標準装備は充実しています。
新型ヴィートは上質なエンジンと優れた遮音性により、移動中も非常に洗練された静粛性を実現しています。また、ハンドリングもよく、ステアリングの重さもちょうどよく、ボディコントールも印象的です。高速道路での長旅などにも適しており、快適なドライブを提供してくれる一台です。
すべてのバンにはストップスタート、低転がり抵抗タイヤ、バン下部の空力パネルが装備され、効率を高めています。また、SCR排気後処理技術も装備され、最新の自動車排気ガス規制を満たすのに役立っています。アドブルーの補給タイミングはトリップコンピューターが教えてくれます。
性能/機能
新型ヴィートは前輪駆動に変更され、ルノー製の1.6Lディーゼルエンジンを搭載しています。このエンジン排出ガス基準ユーロ6に適合し、87bhpまたは113bhpを発生します。6速マニュアルが標準装備され、高出力モデルには7速オートがオプションで用意されています。
他に134bhp、160bhp、187bhpの3種類の2.1Lディーゼルオプションがあります。いずれも後輪駆動を標準とし、積載量を増やすことで、重量物や長距離作業に適しています。パワーとトルクが増すことで、加速や追い越しの性能が向上し、高速道路ではより静かで安全な走行が可能になります。
後輪駆動のモデルは牽引車として特に優れており、TSAトレーラースタビリティアシストがトレーラーの存在を検知し、それに応じてESP設定を調整してフィッシュテイルを防止します。リアパーキングカメラにはカップリングズームモードがあり、トレーラーを接続を手助けてくれます。
ヴィートにはABS、ESP、ASR、EBV、BAS、スピードリミッター、トラクションコントロールが標準装備されています。これらのテクノロジーはドライバーの操作性を向上させ、より安全なドライブを可能にしてくれます。コンパクトなバンに標準装備されるのは珍しいです。
インテリア
内装はメルセデスのVクラスのイメージを色濃く受け継いでおり、非常に良くまとまっています。フロントガラスの下には3つのオープン収納スペースと2つのカップホルダーがあり、ギアレバーの下にある小さなトレイは電話や鍵、書類やノートを置くのにちょうど良さそうです。
ヴィート パネルは助手席がダブルシートになっており、一度に3名まで乗車することができます。ヴィート クルーではさらに3人掛けのベンチがあり、計6人の乗車が可能です。2列目シートは積載スペースを占領しますが、車両の長さを選べるので、それなりに大きな荷物なども積むことができます。
デジタルミラーはジャガー ランドローバーの一部の車に搭載されているものと同様、ボタンをおすまでは通常のミラーとして機能し、ボタンを押すと車両後部に搭載されたカメラの画面に切り替わります。カメラビューになれれば、より広く、自由な視界を得ることができます。
前輪駆動のヴィートは先代モデルより120kg、現在の後輪駆動より60kg軽量化されており、最大積載量は1,289kgになります。コンパクト、ロング、エクストラロングのそれぞれのボディサイズは4,895mm、5,140mm、5,370mmで、最大積載長はそれぞれ2,586mm、2,831mm、3,061mmになります。