Fiat Tipo(フィアット ティーポ)
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モデル概要
ティーポはフォード フォーカスやボクスホール アストラと同じように、広い室内空間と大きなトランク容量を持つコンパクトなファミリーハッチバックになります。ガソリンとディーゼルの2種類のエンジンが用意され、そのスタイリングは特別なものではありませんが、ライバル車と比べると十分にスマートな印象です。
オフロード仕様のティーポ クロスではサスペンションが心地よくタイヤのサイドウォールが適度にふっくらとしているため、非常に印象的な乗り心地を実現しています。また、ディテールも頑丈です。フロントとリア、そしてサイドシルの下部にはシルバーのプラスチック製スキッドプレート風のパネルが装着されています。
他にはティーポ スポーツなどもあります。スポーツにはSデザインに加え、リアディフューザー、フロントスプリッター、サイドスカート、ブラックコントラストルーフなど、よりスポーティなボディキットを装備しています。また、2種類のガソリンエンジンのみとなるため、ルックスに見合ったパワーアップもありません。
搭載されているサスペンションが柔らかいため、クレストで浮いたような感触があり、コーナーではボディロールが大きくなります。さらに、他のライバル車よりもフロントエンドのグリップが短いため、方向転換に特に意欲を感じません。ステアリングは低速域では重く、高速域では軽く、速度に関係なくあまり正確ではありません。
性能/機能
エントリーレベルの1.3Lディーゼルには5速マニュアルが、より大きなエンジンには6速マニュアルが搭載されています。ギアレバーはステアリングホイールから少し離れたところにあり、スポーティな車のようなスタイルになります。6速オートマチックは1.6Lに搭載され、デュアルクラッチ仕様も用意される予定です。
320Nmのトルクを持つディーゼルは特にギアを入れたときの加速が速いように感じます。ターボが効いた時のエンジンはガッツがあり、車を押し進めるのに十分なトルクを発揮し、回転を上げすぎる必要がありません。追い越しの際にも回転を下げる必要がなく、高速道路での運転が楽になります。
現在、128bhpの出力を持つ1.3Lのマイルドハイブリッドガソリンを使用しており、小型のユニットと比較してシリンダーを1つ増やしています。ティーポと500Xに搭載されているこのエンジンは小型の電気スタータージェネレーターと7速オートマチックを備えています。電気モーターのみで、前進、駐車などをすることもできます。
標準の安全装備が現在のレベルになる前の2016年のテストでは当時、安全技術が当時オプションであったこともあり、3つ星評価でした。現在のティーポにはセーフティパックが標準で装備され、アクティブレーンキープ、アダプティブクルーズコントロール、自動緊急ブレーキが全て装備されています。
インテリア
ティーポは運転席とステアリングホイールの両方が調整可能なので、快適に過ごすことができ、シートも適度にサポートされます。前方の道路は良く見えますが、リアウィンドウが小さく、両脇に大きな柱があるため、肩腰の視界はそれほど良くはありません。エントリーレベルにはリアパーキングセンサーなどはありません。
フロントシートは程よい大きさですが、快適というには少し硬い気がします。また、助手席はオプションでクッションの高さ調整ができるのみで、ライバル車よりも座高が高く、足が曲がっています。操作系は便利な位置にあり、ドライビングポジションは健全で、広々としたフットウェルには左足用の適切なレストがあります。
初期レベルの物ではDAB、Bluetooth、USBポートなどが付きますが、それくらいです。2018年にSデザイントリムが出ると、新しい7インチのタッチスクリーンが導入され、その後、他のバージョンにも搭載されるようになりました。Apple CarPlay、Android Autoが追加されましたが、画面上のアイコンは小さいままです。
シートを上げた状態のトラン橋梁は440Lと、他のライバル車両よりも大きい方になります。リアシートは60:40分割可倒式で容量を増やせますが、ロードフロアに段差が残ります。エステートモデルになると容量は110L拡張され、トランクフロアの下に追加の収納コンパートメントが得られます。