Seat Ibiza(セアト イビザ)

Seat Ibiza(セアト イビザ)

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モデル概要

2017年の発売に合わせて、一から新しくなった現行のイビサは、フォルクスワーゲングループの最新スーパーミニのプラットフォームをデビューさせ、最新のフォルクスワーゲン・ポロをも凌駕する走りを披露しました。実用的なトランクをはじめ、従来よりもはるかに広い室内空間を実現しています。

イビサは、FRやFRスポーツといったレーシーなモデルでなくとも、これまでのモデルと同様、スーパーミニ・クラスの中ではスポーティな分類に入るモデルになります。ハンドリングはシャープですが、快適性を犠牲にはしていません。また、寸法を大きくすることで、クラスで最も広い車の一つになります。

新しいアーキテクチャーの利点は、サイズの向上だけではありません。旧型のPQ25プラットフォームと比較して、約3分の1の剛性アップが図られています。シートは軽量化もあってか、イビサはスケールが大きくなったにもかかわらず、1047kgとスリムなボディになっています。

イビサを構成するのは、おなじみのトリムレベルです。SEから始まり、SEテクノロジー、FR、FRスポーツ、Xcellence、そしてさらに豪華なXcellence Luxがラインナップされています。また、特定のペイントカラーを選択するための追加費用は一切かかりません。すべて含まれています。

機能/性能

79bhpのエントリーレベルのMPIガソリンエンジンは少し遅く、0-100km/hまで14.7秒かかります。加速するためにいくつかのギアを落とす必要がある場合がありますが、速度が上がると高速道路での長距離走行も余裕になります。3気筒TSIターボは優れており、94または108bhpで構成されており、10.9秒と10.3秒で100km/hまで加速します。

フォードフィエスタのような洗練されたドライビングプレッシャーはないものの、ステアリングは軽く、タイトターンや狭い駐車スペースへの誘導が容易です。ドアミラーが小さいので、サイドの視界が少し妨げられますが、大きなフロントガラスとサイドウィンドウのおかげで、全体の視界は良好です。

イビサのサスペンションは段差をうまく乗りこなし凹凸をなめらかにします。イビサのFR仕様では硬めのスポーツサスペンションが標準装備させれているため、コーナリングが向上し、ポットホールでうずくまることがないですが、バンプの上を通過すると車両に伝わる感触が強くなっています。

インテリア

インテリアは2021年9月のフェイスリフトのために改良され、セアトは感触、フィット感、仕上げに力を入れました。指が接触しやすい表面の大半は柔らかく手触りの良いプラスチック製になり、ダッシュの上部もソフトタッチになり、車の幅全体に広がる光沢のあるシルバーのトリムパネル、新しいインフォテインメントシステムがあります。

セアトはハンドルの奥行きと角度を調整できるので、好みに合わせて運転位置を簡単に調整できます。フロントシートも大きなボルスターを必要としないため、一日中快適で、他の小型ハッチにありがちな痛みを感じさせません。頭、足、方には十分なスペースが確保されているため、身長の高い人も問題ありません。

最新のイビザは旧モデルよりも2mm短いですが、MQB A0プラットごーむは、ホイールベースが95mm延長されているため、内部のスペースがはるかに広くなっています。セアトによると、後部のレッグルームは35mm改善され、正方形の形状になっています。

SEには8.25インチのタッチスクリーンが含まれ、他の全てのトリムレベルには9.2インチのバージョンが付属しています。すべてがAppleCarPlayとAndroidAuto接続を備えています。デジタル計装をお探しの場合は、デジタルコックピット技術が含むFRスポーツ、Xcellenceラックストリムにする必要があります。

イビサのトランク容量は355Lと、このクラスの車両としては大きい収納スペースを提供します。さらにスペースが必要な場合はリアシートを倒すことで拡張できますが、トランクフロアの高さを調整することができないため、段差が生じてしまいます。これはどのトリムレベルでも同じです。